外貨建て保険について
- 外貨建て保険の加入を検討しているのですが、コロナの影響で為替等のリスクがあるのではないかと不安があります。
このタイミングで入ったほうがいいのか、もう少し待ったほうがいいのか知りたいです。 -
外貨建て保険の加入を検討されているのですね。
「コロナの影響で為替等のリスクがあるのではないかと不安があります。
このタイミングで入ったほうがいいのか、もう少し待ったほうがいいのか知りたいです。」コロナウイルスによる世界経済の悪化から、加入するか迷っておられ、外貨保険の内容も含めてご心配をされている様です。
運用の世界では、「リスク」を上手にコントロールすることが大切です。リスクを上手にコントロールするために、運用の3つの「知恵」は大事です。
市場は生き物。市場動向を完全に予測することはできません。そこで昔から、より安全で賢い方法として知られているのが、運用に充てる資金の全額をひとつの運用対象に集中させるのではなく、複数の運用対象に分けて運用する「資産分散」です。運用の世界では経験的に知られていた常識ですが、これを「ポートフォリオ理論」として体系化したハリー・マーコビッツは、この業績が認められてノーベル経済学賞を受賞しました。
過去のデータを数十年単位でさかのぼって検証すると、株式など短期的に値下がりする危険性があるものでも、20年、30年の長いスパンでならしてみれば、プラスに転じるケースが多く見られます。つまり、安定した運用を実現するには、運用期間をできるだけ長くとる「長期運用」が有効なのです。急がば回れ。時間を味方につけて、じっくり腰を据えて取り組むことも、賢い運用の鉄則です。
運用対象を分散し、長期に取り組む姿勢を保ったうえで、「時間分散する」手法を身につければ、より安定したリターンが期待できます。時間分散とは、運用の対象を一度に買い付けるのではなく、時期に分けて買い付けることです。例えば、定期的に一定の金額で購入し続ける。これは「ドル・コスト平均法」と呼ばれ、高いときには少なめ、安い時には多めに買い付けることで結果的に、全体の買付コストを低く抑えることができる手法です。ドル・コスト平均法と長期運用の組み合わせは、継続的な運用を考えるうえで、有効な手法といえるでしょう。
外貨保険を扱っている国内の保険会社は数社御座いますが、外貨保険の種類やカントリーリスクや保険期間に加え、保険料の払方、一時払い商品かどうかで加入後のメンテナンスの内容は違いますので多くは語れませんので恐れ入ります。
外貨建て保険は、米ドル建てなら米国債、豪ドル建てならオーストラリア国債で運用します。
つまり、外貨建て保険の中身は、外国の国債です。
現状であれば生命保険の中でも外貨建て生命保険にメリットがあるといえます。外貨建て生命保険は円建てと比べると「予定利率(積立利率)」が高いため、生命保険から得られる収益や運用効果を期待することができるためです。
「予定利率」とは生命保険の契約者に約束する運用利回りのことであり、その利率が高ければ高いほど、保険料は安くなり、保険金額や解約返戻率は高くなります。外貨建て生命保険をうまく使うことで、死亡保障を準備でき、長期の資産形成を効率的に行うこともできるわけです。
日本の現在、金利だけでなく、日本国債の利回りもマイナス、つまり、買って利息を受け取っても、満期まで持つと損失が出ます。
保険を買うと、保険会社の手数料や利益の分、運用が目減りするのだから、直接外債という「素材」を買うメリットは大きいと思います。
デメリットとして一番大きいのは「為替リスク」です。
為替は毎日変動していますので、毎年支払う保険料や、受け取る解約返戻金、保険金は為替レートによって影響を受けます。
したがって、解約返戻金や保険金の受取時が円高の場合は外貨のまま受け取り、円に換えずに外貨預金などでそのまま運用する、もしくは円安になったタイミングで円に換えるのがよいでしょう。
あと、外貨建て生命保険は早期解約には注意が必要です。
早期に解約または減額(契約を生かしたまま保険金額を減らすこと)すると、解約控除(早期解約によるペナルティー)や市場価格調整(資産価値の変動)を受けて、それまでに支払った保険料よりも解約返戻金が少なくなる可能性があるのです。
従って外貨建て生命保険はポートフォリオの中でも長期で保有すべき商品と位置づけ、急に資金が要るような場合でも他の手段で調達し、安易に早期解約しないことが重要です。また、一定期間中に解約すると高いペナルティー(解約控除)がかかる仕組みがあり、「解約すると元本割れ」の期間が長く続くので、やめたくてもやめられなくなる。保険期間中、資金が必要になったときに自由に引き出せないリスクがあります。
現在、「個人年金保険」、「終身保険」、「養老保険」などの一部に市場価格調整を利用した生命保険商品があります。
「市場価格調整(MVA:Market Value Adjustment)」とは、解約返戻金等の受け取りの際に、市場金利に応じた運用資産の価格変動が解約返戻金額に反映される仕組みのことです。
具体的には、解約時の市場金利が契約時と比較して上昇した場合には、解約返戻金額は減少し、逆に、下落した場合には増加することがあります。
したがって、市場金利の変動により解約返戻金が払込保険料の総額を下回ることがあり、損失が生ずるおそれがありますので注意が必要です。
まず、今後のライフプランを考え、人生を歩んでいく際に、「どのタイミングでどれだけの資金が必要なのか」を精査します。そのうえで、万一、不測の事態が起こったときのことを考えると、どのくらいの保障がいつまで必要かがみえてきます。
人生の中で守りたいのは誰ですか?
何があっても実現したいことは何ですか?どんな保険に入ればよいかを導き出すためには、保険によって何を守るかが重要なはず。
「今後どのような人生を歩んでいきたいか?」「大切なものや夢は何か?」によって必要な保障の大きさは変わるのです。
逆に「○○保険に入りたい」という発想から入ると、「どっちの商品が得?」というように、本来の目的が見えなくなることがあります。
人生に密接に関わる保険は、目的の追求から始めましょう。金融商品に詳しいライフプランナーに
ninnikuさんの将来の設計を含めたライフプランを通してご検討される事をお勧め致します。こやなぎ

