持病ありの新規加入(潰瘍性大腸炎の疑い)
- 30代女性です。
先日の大腸カメラ受診時にポリープを切除しました。
また、別の箇所に潰瘍性大腸炎の疑いがあり、現在どちらも生検の結果待ちです。
悪い結果だった場合は病院から連絡がありますが、
自分で検査結果を聞きに行く場合は「2週間後に」と言われました。
ポリープについては「99%良性だろう」とのことで、念のための検査だと説明されました。
潰瘍性大腸炎についても確定診断はされておらず経過観察の方針ですが、
念のため検査に出したと大腸カメラ後に説明を受けています。
このような状態で保険の新規加入手続きを進め、
悪い検査結果が出た場合や2週間後に聞きに行って病名が付いた場合、
契約上の告知義務違反になる可能性はあるでしょうか?
やはり結果が確定してから保険を探した方がよいのでしょうか。
正直なところ、診断が確定してしまうと加入できる保険がかなり限られてしまうのではと不安です。
なお、ほかにも持病があり新規加入自体が難しいのではないかとも感じています。
ただし、いずれの病気でも入院歴はありません。
【現在通院中の病気】
・脂肪肝(約1年半前より)
・1型糖尿病(軽度、約半年前より)
どのような行動が今ベストなのか知りたいです。
どうぞよろしくお願いいたします。 -
はじめまして。ファイナンシャルプランナーの小柳善寛と申します。
ご相談ありがとうございます。大腸カメラでのポリープ切除や、潰瘍性大腸炎の疑いによって、いろいろとご不安なお気持ちの中で過ごされていることと存じます。
将来の安心のために保険加入についても前向きに考えていらっしゃいますねご質問の「保険の告知義務」についてですが、これは極めて重要かつ慎重に判断すべきテーマです
tomyさんのように「まだ診断確定していない」「経過観察中」といったグレーな状況では、“現時点で何を知っていて、どのような説明を受けたか”が判断のカギになります。
◆ 今の状態で「告知義務違反」になる可能性はあるか?
保険の告知書には通常、以下のような質問があります。
・過去3ヶ月以内に医師の診察・検査・投薬を受けましたか?
・過去5年以内に病気で診察・治療・検査・投薬を受けたことがありますか?
tomyさんの場合、
・大腸カメラ(検査)を受けたのは明らかに「告知対象」になります。
・その際、「ポリープ切除」および「潰瘍性大腸炎の疑いで生検提出」という“医師の指示に基づく検査・経過観察中”に該当します。
つまり、検査結果が出ていなくても、現時点での医師の所見や説明が「重要な情報」として告知義務に該当する可能性が高いのです。
仮に「良性だった」「潰瘍性大腸炎ではなかった」としても、現在進行中の「検査」「経過観察」自体を告知していなければ、契約後に不告知と判断される可能性があります。
◆ では、どうすればいいのか?
今できる3つの選択肢1、生検の結果が出るまで待つ(最も安全)
→ 告知内容が明確になってから保険を検討する方法です。ただし、潰瘍性大腸炎と診断されると医療保険やがん保険は加入制限が大きくなる可能性があります。
2、引受基準緩和型・持病対応型保険を先に検討する(手を打っておく)
→ 1型糖尿病や脂肪肝がある時点で、一般の医療保険はかなり制限がかかるため、「最初から緩和型」で探すほうが現実的という見方もあります。→ 緩和型保険なら、「最近検査を受けたか?」よりも「入院歴」や「投薬状況」の有無のほうが重視されます。
tomyさんのように入院歴がない方は、加入の可能性は十分にあると言えます。
3、検査中であることを正直に告知した上で、一般保険に申し込む(勝負に出る)
→ あくまで現時点の情報で「良性だと言われている」「確定診断なし」と伝えれば、保険会社側で診査保留や条件付き承諾の判断をしてくれる場合もあります。
→ ただし、結果が悪性だった場合には契約後に解除されるリスクもあるため、担当者やFPを通じて事前に確認するのが安心です。
◆ tomyさんにご提案
1、まずは生検結果が出るのを待ちましょう
→ 2週間後の時点で、病名が付くか、経過観察になるかが明確になります。2、その間に「緩和型保険」で加入できそうな商品を事前に調べておく
→ 特に糖尿病に配慮した医療保険や、がん診断給付金に特化した自由診療対応型保険も候補になります。3、診断結果が出たら、告知書の内容を冷静に照らし合わせ、慎重に行動する
→ 自分だけで判断せず、FPや保険会社の担当者と一緒に確認しましょう。◆ 最後に ― 病名が付いても、諦めなくていい
tomyさんが一番不安に感じている「もし病名が確定したら、もう保険に入れなくなるのでは?」というお気持ち、よくわかります。
ですが、最近の保険は「持病があっても入れる」「条件付きで備える」選択肢が増えてきている**のも事実です。
今のご状況は、「備えを見直すチャンス」でもあります。
病気を知ったその日からでも、「それでも守れる未来」は確実に作っていけます。どうか、焦らず、でも一歩ずつ。
その歩みに、私は心からエールを送ります。ファイナンシャルプランナー
小柳善寛

