団体信用保険について
- はじめまして。
団信について不安があるので質問させて下さい。
現在、円形脱毛症の治療でプレドニン錠3mgを朝のみ1錠、ランソプラゾールOD錠30mg朝のみ1錠、アレンドロン酸錠35mg週1回服用中です。
また2年前に入院をし3日間ステロイドパルス療法をしました。
現在は髪の毛も生え経過良好ですが、ステロイドは急にやめるといけないとのことで毎月1mgずつ減薬し脱薬を目指しているところです。
担当医も今抜けてきてる様子もないのでこのまま1mgずつ減らし脱薬した後、数回通院し大丈夫なら卒業できそうですね。と仰られました。
毎年健康診断も受けていますが、所見もないです。
ただステロイド服用中だと団信は厳しいと聞いたので不安です。
やはり団信の加入は難しいですか?
その場合、緩和団信やワイド団信などだと加入は可能ですか?
宜しくお願いします。 -
はじめまして。ファイナンシャルプランナーの小柳善寛と申します。
相談者さまが、これまでの治療や回復に向けた努力を重ね、
そしてこれからの未来をしっかりと見据えて「団信」についても真剣にお考えになっておられ素晴らしいことだと思います◆ ステロイド服用中の団信審査について
ご存じの通り、団体信用生命保険(団信)の審査では「現在の健康状態」や「服薬状況」が重視されます。
特にステロイド薬(プレドニンなど)を服用している場合、その投与量・服用理由・現在の病状が大きな判断材料となります。今回の相談者様のケースは、
・プレドニン3mg/日(現在減量中)
・服薬理由は円形脱毛症
・病状は安定しており、減薬も順調に進行中
・ステロイドパルス療法歴あり(2年前、短期入院)
というご状況ですよね。
これらを踏まえると、
通常の団信での新規加入や追加加入については、
やや厳しい審査結果になる可能性が高いと考えられます。なぜなら、団信の審査基準では「ステロイド服用=慢性的なリスクを抱えている」と見なされるため、
症状が安定していても慎重に判断される傾向があるからです。◆ 緩和型団信・ワイド団信の可能性について
一方で、最近では健康告知のハードルを下げた団信も登場しています。
たとえば…
・ワイド団信(引受条件緩和型団信)・特定疾病保障なし団信プラン
などがあり、通常よりも加入のハードルが低めに設定されています。
これらのプランであれば、ステロイド服用中であっても
審査に通る可能性が出てきます。ただし、
・金利が通常より0.2~0.3%ほど上乗せされる
・一部の病気について保障対象外となる場合がある
など、コスト面・保障面での注意点もあるため、申込み前に必ず詳細を確認することが大切です。
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◆ 具体的な次のステップ
1、まずは通常団信にチャレンジ
現状を正直に告知し、金融機関の判断を仰ぎましょう。
2、難しかった場合はワイド団信を検討
ワイド団信を取り扱っている金融機関に相談して、条件を比較検討します。
3、時間に余裕があれば、脱薬完了後に再チャレンジ
プレドニンを完全に中止し、経過観察も問題なければ、
より有利な条件で申し込みができる可能性もあります。⸻
◆ おすすめのワイド団信取扱銀行(文章版)
2025年4月現在、主な取扱先は次の通りです。
ネット銀行では、
住信SBIネット銀行やソニー銀行が人気です。いずれもネットで手続きが完結し、比較的スピーディーに進みますが、
対面相談はできないため、多少ドライな対応になることもあります。
金利上乗せはおおむね年0.30%程度です。対面相談を希望する場合は、
三菱UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行など大手銀行が安心感もありおすすめです。
店舗で直接相談でき、ワイド団信の取り扱いにも比較的柔軟に対応してもらえます。
金利上乗せ幅は年0.20~0.30%が目安です。また、イオン銀行もネット・店舗両方で申し込みできる柔軟な対応が特徴です。
こちらも金利上乗せは年0.30%程度となっています。◆ 告知書を書くときの注意点
団信の申込時には、健康状態を「告知書」に記載します。
このとき、審査を不利にしないために以下のポイントがとても重要です。
1.嘘やごまかしは絶対にNG
どんなに小さなことでも、事実を正直に記載しましょう。
虚偽が発覚すると、保険金が支払われないリスクがあります。2.医師の診断名・治療内容を正確に書く「円形脱毛症」「プレドニン3mg服用中」「現在減薬中」といった具体的な事実を記載します。
不明な点は自己判断せず、事前に医師へ確認しておくと安心です。
3.ポジティブな経過も必ず記載する
単に「治療中」とするのではなく、「現在症状は安定している」「減薬が進み脱薬予定である」など、回復傾向をしっかり伝えることで印象がよくなります。4.曖昧な表現は避ける
「たぶん大丈夫です」といった主観的な言い回しは避け、「2023年5月からプレドニン3mgを服用中」など、具体的な年月と事実をもとに記載◆ まとめ
・ネット銀行なら住信SBIネット銀行・ソニー銀行が有力・店舗相談なら三菱UFJ銀行・三井住友銀行・りそな銀行・イオン銀行も安心
・告知書では「正直・具体的・ポジティブ」が成功のカギ
◆ 最後に
今、相談者さまが抱えていらっしゃる不安は、
これからの人生を真剣に見据えておられるからこそのものだと思います。どの道を選ばれたとしても、
「これまで積み重ねてきた努力」と「今の想い」は、
必ず未来に生きていきます。たとえ壁にぶつかることがあったとしても、
しっかりと道は拓けていきます。どうか焦らず、一歩ずつ、ご自身のペースで進まれてください。
心から、応援しています。ファイナンシャルプランナー
小柳善寛

