資産運用について
- 保険でも資産運用できると聞きましたが、1年や2年などの短期間、
かつ、運用資産が少額でも増やせるという商品はありますか? -
保険と資産形成てを保険で出来るか…お考えですね。
「保険でも資産運用できると聞きましたが、1年や2年などの短期間、
かつ、運用資産が少額でも増やせるという商品はありますか?」結論、保険商品で1年〜2年の時間では非常にハードルが高く難しいと思います。
運用の世界では、リターンとは「ある運用対象から期待できる収益」のことです。
過去の実績などをもとに金融工学に基づく計算方法で算出し、パーセントで表します。ゴルフに例えれば、「より遠くの目標に近づけること=より大きなリターンを目指す」ということになります。
しかし、遠くの目標に近づけようとすればするほど、どうしても狙ったポイントからブレてしまいがちです。
このブレを、運用の世界では「リターンの不確実性=リスク」と表現します。リスクもリターン同様、パーセントで表します。
リスクとリターンはどのような関係にあるのでしょう。遠くの目標に近づけようとすると、ブレ(リスク)が大きくなり、ブレ(リスク)を小さくしようと思えば、飛距離を犠牲にしなければなりません。
リスクとリターンの関係もこれと同じです。つまり、一方で良い思いをしようとすると、他方では、何かを犠牲にしなければならない関係、これを「トレードオフ(相反)」と呼びます。
運用の世界では、「リスク」を上手にコントロールすることが大切です。リスクを上手にコントロールするために、運用の3つの「知恵」が大事です。
市場は生き物。市場動向を完全に予測することはできません。そこで昔から、より安全で賢い方法として知られているのが、運用に充てる資金の全額をひとつの運用対象に集中させるのではなく、複数の運用対象に分けて運用する「資産分散」です。
運用の世界では経験的に知られていた常識ですが、これを「ポートフォリオ理論」として体系化したハリー・マーコビッツは、この業績が認められてノーベル経済学賞を受賞しました。
過去のデータを数十年単位でさかのぼって検証すると、株式など短期的に値下がりする危険性があるものでも、20年、30年の長いスパンでならしてみれば、プラスに転じるケースが多く見られます。
つまり、安定した運用を実現するには、運用期間をできるだけ長くとる「長期運用」が有効なのです。急がば回れ。時間を味方につけて、じっくり腰を据えて取り組むことも、賢い運用の鉄則です。
運用対象を分散し、長期に取り組む姿勢を保ったうえで、「時間分散する」手法を身につければ、より安定したリターンが期待できます。
時間分散とは、運用の対象を一度に買い付けるのではなく、時期に分けて買い付けることです。例えば、定期的に一定の金額で購入し続ける。
これは「ドル・コスト平均法」と呼ばれ、高いときには少なめ、安い時には多めに買い付けることで結果的に、全体の買付コストを低く抑えることができる手法です。
ドル・コスト平均法と長期運用の組み合わせは、継続的な運用を考えるうえで、有効な手法といえるでしょう。
こやなぎ

