住宅ローンの団体信用生命保険について
- 2年前に 心療内科にて抑うつ状態と診断されました。
少し休む期間が必要との事で 2ヶ月ほど休職しました。
薬の処方はなく 2ヶ月の間に通院は無く
最初の診断時と 最後 職場に提出する書類などを貰う時の2回通院でした。
それ以降は特に精神的な疾患はなく普通に働いています。
この場合 住宅ローンは通らないでしょうか?
調べてると
告知日より3ヶ月以内の治療や投薬歴、告知日より3年以内の手術や治療歴 などが一般的だそうですが
今回の私の場合は 3年以内の 手術は該当せず、治療に該当するかどうか という感じです
回答いただければ幸いです。 -
はじめまして。ファイナンシャルプランナーの小柳善寛と申します。
大切な住宅購入のタイミングで、団体信用生命保険(団信)のことをご心配されているお気持ち、とてもよく伝わってきました。
まず、相談者さまがこれまでご自身の健康と向き合い、そして今は日常を取り戻して普通にお仕事を続けておられること、本当に素晴らしいことだと思います。
さて、ご質問について順に整理してお答えしますね。
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【1】今回の通院が「治療」に該当するか
結論からお伝えすると——
今回のケースでは、団信の告知義務において「治療」に該当するかどうかはかなりグレーゾーンです。抑うつ状態の診断を受けたこと自体は事実ですが
・薬の処方がなかったこと
・2回のみの受診で終了していること
・その後、2年以上安定してお仕事されていること
を踏まえると、「継続的な治療を受けていた」とは言いにくい状況です。
また、団信の一般的な告知事項では
過去3年以内の【手術・入院・継続的な治療】が問われますが、
今回の2回のみの受診は、これに当たらない可能性が高いと考えます。⸻
【2】住宅ローン・団信に通る可能性
このようなケースでは、
正直に告知をした上で問題なく団信に加入できる可能性は十分にあります。もちろん、最終判断は保険会社や銀行の審査次第ですが、
「完治後、2年以上、薬も治療もなく普通に働けている」
という事実は、プラスに働く要素です。実際、団信審査においても「現在の健康状態」が非常に重視されます。
相談者さまの現在の安定したご様子から見れば、過度に心配されなくても大丈夫ではないかと思います。
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【3】安心して前へ進むために
もし心配なお気持ちが強いようであれば、
事前審査の段階で「健康に関する事前相談」をしてみる取扱い実績が豊富な銀行や団信保険会社(特に柔軟なところ)を選ぶ
という方法もあります。そして何より大切なのは、
過去の経歴を後ろめたく思う必要は全くないということです。相談者さまは、しっかり立ち直り、
今、また自分の人生を前に進めておられます。
その事実自体が、これからの未来を力強く支えてくれるはずです。どうかご自身を責めたり、不安に押しつぶされず、
大切な一歩を踏み出してくださいね。
心から、応援しています。何かまた不安なことがあれば、いつでもご相談ください。
ファイナンシャルプランナー
小柳善寛

