解約返戻金の確定申告について

去年、7月に一時払いの変額終身保険を解約して払い込み額7,500,000解約返戻金8,600,000を受け取りました。私はパートで働いていて、扶養内で1,010,000の収入で、仕事先で年末調整していますが、1月になってから保険屋さんから支払調書作成の書類が届きました。ネットでいろいろ確認すると5年以上預けた保険でなければ確定申告不要と出ているものもあって私は保険期間 2年4ヶ月だったのでいらないと思っていたんですが、今になってちょっと心配になったので申告がいるのか教えていただきたいです。あともし必要であれば会社してもらっている年末調整は何か別の手続きが必要でしょうか。生命保険控除の提出とかも会社のほうにしています。確定申告しなくても保険屋さんの方で今回の支払い調書が税務署に出されたあと6月位に来る税金に解約返戻金の分も上乗せされて勝手に請求がくるのでしょうか?
よろしくお願いします

はじめまして、「ZENCAN」 善が出来る お金も保険も人生も将来設計士、ファイナンシャルプランナーの小柳善寛と申します。

「確定申告が必要なのか?」
ネットでいろいろ調べても情報が多く、最終的にどうしたらいいのか不安になりますよね。

でも、大丈夫です。ご安心ください。今回のケースについて、わかりやすく整理してお伝えしますね。

1. 確定申告が必要かどうか

一時払いの変額終身保険を2年4ヶ月で解約し、8,600,000円の解約返戻金を受け取ったとのことですね。

ここで重要なのは、「解約によって得た利益」と「税区分」です。

✅ 差益(利益)の計算

解約返戻金 8,600,000円 − 払い込み保険料 7,500,000円 = 1,100,000円
つまり、1,100,000円の利益が発生しています。

✅ 税区分について

・「一時所得」として扱われます。(保険の解約返戻金は、原則として一時所得に該当)

・一時所得には特別控除50万円が適用されます。

計算式:
(1,100,000円 − 500,000円) ÷ 2 = 300,000円
→ 30万円が課税所得として計算されます。

✅ 確定申告が必要か?

hokenkoさんの給与収入は**1,010,000円(扶養内)**とのこと。
この場合、通常の給与所得控除を考えると、課税所得は発生しません。
しかし、今回の一時所得30万円が加わることで、課税所得が発生する可能性があります。

▶ 結論:確定申告が必要です。
(確定申告をすることで、後から税務署から通知が来る心配もなくなり安心です。)

2. 会社での年末調整との関係

年末調整は**「給与所得」のみ**を対象にしているため、今回の解約返戻金は対象外です。
したがって、会社に何か追加の手続きをする必要はありません。

✅ ただし、確定申告をする場合は以下の手続きを行います:

・年末調整済みの源泉徴収票をもとに、給与所得 + 一時所得を申告

・生命保険料控除も確定申告にそのまま反映できる

会社の年末調整はそのままにしておき、確定申告で一時所得を申告すれば問題ありません。

3. 確定申告しないとどうなる?

hokenkoさんが確定申告をしなくても、保険会社が税務署に支払調書を提出するため、税務署は解約返戻金を把握しています。

そのため、申告をしないと6月頃に税務署から「お尋ね」や「追加課税の通知」が届く可能性があります。

「後から突然通知が届く」というのは精神的にも負担になりますので、早めに申告しておくことで安心して過ごせます

4. まとめ(安心していただくために)

✅ 確定申告は必要ですが、一時所得の計算後の課税額はそこまで大きくない

✅ 会社の年末調整とは別なので、会社に何か手続きを依頼する必要はなし

✅ 確定申告しないと後で税務署から通知が来る可能性があるため、早めに対応するのが安心

5. 相談者さまへ

確定申告というと、「手続きが難しそう…」と感じるかもしれませんが、実際はそこまで複雑ではありません。

スマホやパソコンのe-Taxでも簡単に申告できますし、最寄りの税務署での相談も可能です。

「どうしよう…」という不安が「やってよかった!」という安心に変わると思います

少しでも安心していただけたら幸いです

こやなぎ