心療内科通院による住宅ローンへの影響

会社では上級管理職なので人前で話すことが多いのですが、あがり症なので治したく、ここ2、3ヶ月心療内科でカウンセラーとカウンセリングしてます。投薬は一切ありません。病名も付いていませんが、これから住宅ローンを組むときにネガティブな影響はあるのでしょうか?

はじめまして。ファイナンシャルプランナーの小柳善寛と申します。

「あがり症と真摯に向き合い、克服しようと行動を起こしている姿勢」

これは上級管理職としてだけでなく、一人の人間としてとても素晴らしいことだと思います
多くの方が向き合いを避けがちなテーマに、勇気をもって向き合っておられるNikkさん。その姿勢自体がすでに「克服」の一歩だと私は感じています。

さて、ご質問の本題である「住宅ローン審査への影響」について、専門家の視点から以下に整理してご説明いたします。

◆ 現在の状況が住宅ローン審査に与える影響についてご一緒に考えてみましょう

結論から申し上げますと、現時点でのカウンセリングの受診のみでは、住宅ローン審査に直接的なマイナス影響を与える可能性は極めて低いと考えられます。

但し、住宅ローンのご相談をされている金融機関のご担当者に必ず内容をご確認をされてから進めてください

● 団体信用生命保険(団信)の告知義務のポイント

住宅ローンの審査において特に注意が必要なのは、ローンの付帯条件となる「団体信用生命保険(団信)」の加入審査です。

団信の告知書では、多くの保険会社で以下のような質問があります:

・「過去〇年以内に、医師の診察・治療・投薬を受けたことがありますか?」

・「ここ〇か月以内に、精神疾患により通院・治療を受けましたか?」

この点において、Nikkさんの場合は

・病名の診断なし

・投薬なし

・あくまでカウンセリング(医療行為に該当しない可能性あり)

という状況ですので、一般的には「告知対象外」もしくは「極めて軽微な内容」として判断されることが多いです。

とはいえ、保険会社の基準や告知書の具体的な設問内容によって異なる場合もありますので、事前に告知書を確認することをおすすめします。

◆ 今後のためにできる備え

もし不安を払拭しておきたい場合は、以下のような対応も有効です:

・① カウンセリングの記録が医療行為に該当するかどうか、医療機関に確認

・② ローン申込前に、団信の告知書の設問内容を事前入手し、必要に応じてFPや保険会社に相談

・③ 民間のワイド団信や、団信なしで借りられる住宅ローン(労金、フラット35など)も選択肢に入れる

◆ 「不安」との向き合い方は「誠実さ」そのもの

相談者さまのように、「もしも」に備えて先回りで考え、正直に向き合う姿勢は、金融機関にとっても非常に信頼できるお客様として映ります。

「不安」があるということは、「しっかりと考えている証」です。
そしてそれは、住宅ローンという大きな責任を背負うにふさわしい覚悟を持った方にほかなりません。

どうか自信を持って、次のステップに進んでください。
その誠実さは、きっと審査を超えて、これからの人生にもプラスに働くはずです。

何か具体的なローン商品の比較や、団信の告知内容の確認が必要な場合も、どうぞお気軽にご相談ください。

Nikkさんのご新居での未来が、安心と自信に満ちたものになりますよう、心より願っております。

ファイナンシャルプランナー
こやなぎ