解約すべきでしょうか。
- プルデンシャル生命にて「米国ドル建リタイアメント・インカム65歳」に2019年12月に加入しました。半年ごとの払込の契約となっています。この度家族構成の変更に伴い、保険料負担が大きくなってきたため、解約を検討しています。元々は資産形成としておすすめされたと記憶しているのですが、解約したらもったいないのでしょうか。
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はじめまして。ファイナンシャルプランナーの小柳善寛と申します。
ご相談いただきありがとうございます。
大切なご家族の変化を迎えられたとのこと、きっとたくさんの思いと決断があったことと拝察いたします。
2019年からご加入の「米国ドル建リタイアメント・インカム65歳」は、将来の安心のために、そして“ご自身やご家族の未来を守りたい”という想いからスタートされたものではないでしょうか。
しかし今、その想いとは別に、目の前のご負担が重く感じられている――
「本当に今のままでいいのか」「でも解約していいのか」
このような“心のせめぎ合い”があることと思います。その葛藤は、真剣に人生と向き合っていらっしゃる証です。
まずお伝えしたいのは、「契約を見直すこと=諦めること」ではない、ということです。
人生は変化の連続です。家族が増えたり、生活環境が変わったりする中で、今の優先順位を見つめ直すことは、むしろ“守り続けるための勇気ある一歩”です。米ドル建て保険の特性として、解約時に為替の影響を受けることや、払済や減額など選択肢が複数あるため、単に「続けるか、やめるか」の二択ではありません。
たとえば、今は一時的に保険料の負担を軽減しながら契約を維持する方法も考えられます。保険料の払い済み、すなわち「一括払い」や「完済」による方法は、将来のキャッシュフロー負担を軽減するための有力な対策となります。
払い済みによるメリット
1. 将来の保険料負担がなくなる
保険料がすでに完済されていれば、今後の定期的な支払いの心配がなくなります。これにより、家計の固定支出を減らし、将来的なライフプランの見直しがしやすくなるでしょう。
2. 保険契約の継続による安心感
払い済みにすることで、万が一のときの保障が引き続き受けられる状態が保たれます。
これにより、リタイアメント後の安心感や家族への保障が守られるため、精神的な安定にもつながります。3. 市場変動リスクの回避
保険料の支払いが残っていると、経済状況の変化や為替変動の影響を受ける可能性がありますが、完済済みの契約であれば、こうしたリスクを軽減できる点も魅力です。考慮すべき点
1. 一時的な資金負担
完済を選ぶ場合、まとまった資金が必要となるため、現在の資金計画や緊急時の備えとのバランスをしっかり検討することが重要です。2. 保険契約の条件の確認
ご契約中の「米国ドル建リタイアメント・インカム65歳」では、払い済みによってどのようなメリットや制約があるのか、また解約や減額時の条件など、契約内容を改めて確認することが大切です。特に、解約返戻金や保険金額の変動などの影響について、細かく把握しておくと安心です。3. ライフプラン全体との調和
保険料の一括払いが、全体のライフプランや資産運用、老後の生活設計にどのように影響するかを総合的に判断する必要があります。
専門家と一緒に、今後の収入や支出、資産の流れなどをシミュレーションしながら決断するのがおすすめです。
結論
保険料の払い済みは、将来の定期的な支払いから解放され、安心感を維持する一つの有効な対策です。
しかしながら、一時的な資金の確保や契約内容の詳細な検討が必要です。
今の状況やご家族の将来計画に合わせ、柔軟な対応が求められます。
もしご興味があれば、詳細なシミュレーションや具体的なプランについて、改めてご相談させていただければ幸いですどんな選択をされるにしても、相談者さまとご家族の未来が安心と豊かさに満ちたものでありますよう、心よりお手伝いさせていただきます。
どうかご自身を責めることなく、「今の生活と将来の安心をどう両立させるか?」という前向きな視点で、一緒に見直していければと思います。
お金のことを考えることは、“人生をどう生きたいか”を考えること。
そのお手伝いができるのが、私たちFPの役割です。もしよろしければ、現在のご状況や保険の詳細内容をお伺いしながら、もっと具体的に、最善の道を一緒に探ってまいりましょう。
相談者さまとご家族が、これからも心豊かに日々を過ごせますように。
そのための小さな選択ひとつひとつを、大切に応援させていただきます。
こやなぎ

