住宅ローン団信について

先日、住宅ローンの事前告知を終え審査も通ったところですが、その後、夫が適応障害と診断され現在も医師の診察、服薬中で仕事も療養休暇中です。
(事前告知の時点では、受診もしておらず体調も問題ありませんでした。)

審査は通ったものの、実際にローン契約するのはもう数ヶ月先になるのですが、この場合はローン契約は不可能でしょうか。告知義務違反にも当たりますか?

また、ペアローンで購入予定でしたが、この場合は他にどのような方法があるのかも教えていただけますと幸いです。

ちなみに、すでにお家は着工済みです。

はじめまして「ZENCAN」 善が出来る お金も保険も人生も
将来設計士ファイナンシャルプランナーの小栁 善寛と申します。

住宅ローン団信(団体信用生命保険)に関するご質問にお答えします。

1. 告知義務違反に該当するか

団信の審査が通った時点では、健康状態に問題がなく、適応障害の診断や受診もなかったということですので、当時の告知内容は適正だったと考えられます。

しかし、ローン契約時には団信に再度の健康状態の告知を求められる場合があります。

この場合、夫の適応障害の診断や治療について正直に告知する必要があります。

告知義務を怠った場合、保険金の支払い対象外となる可能性があるため、注意が必要です。

2. ローン契約の可能性

ローン契約そのものは、金融機関の判断によります。
適応障害の状態や治療状況、回復見込みがどうかによって異なりますが、団信に加入できない場合は、住宅ローンの契約そのものに影響が出る可能性があります。

金融機関に相談し、必要であれば、団信に代わる別の保証制度を検討することが推奨されます。

3. ペアローンの場合

ペアローンでは夫婦それぞれが住宅ローンを持つ形ですが、団信の加入が難しい場合、以下のような代替手段を検討できます。

・単独ローンへの切り替え:片方の名義のみで住宅ローンを組む。妻が単独でローンを組むことで、夫の健康状態がローン契約に影響しません。

ただし、妻の収入だけでローンが組めるかがポイントになります。

・収入合算:妻の収入を合算し、夫が契約者となる形でローンを組む。
この場合、団信の審査に関わるのは契約者のみで、合算者の健康状態は影響しません。

・団信なしでの契約:一部の金融機関では、団信に加入せずにローンを組むことができますが、別途生命保険に加入するなどのリスクヘッジが必要です。

4. すでに着工済みの状況について

家が着工済みである場合、住宅ローンの審査・契約に遅れが生じると建築スケジュールや契約条件に影響が出る可能性があります。速やかに金融機関に状況を説明し、必要な調整を行うことをお勧めします。